2010年3月25日木曜日

読みました! 勝間さんじゃない方の「チェンジメーカー」

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社会起業家が世の中を変える


チェンジメーカー


今回、手にとった本は、渡邊奈々さんの「チェンジメーカー」。 最近、勝間和代さんも同じ題名の本を出版されましたが、渡邊さんは社会起業家に焦点を当て、「社会問題に取組み、変革を起こす人」という意味で使われています。 ソーシャル・アントレプレナーとう言葉を聞いたことはあるでしょうか? アントレプレナーは起業家のことで、ビジネスを起こすこと。そしてソーシャルは社会、すなわち社会福祉。 この相反する2つを組み合わせ、今までの「福祉」という言葉のイメージから来る「奉仕」とは違い、永続可能な「ビジネス」として社会問題に取り組む人たちの事です。 この本では日本人を含む社会起業家18人を紹介されており、最近テレビでも紹介されていたのですが、NYのホームレスのために彼らが住むマンションをつくった女性や、国境なき医師団など有名な団体から無名の団体まで幅広く紹介されています。 各エピソードの頭にその人物の肖像写真が載っているのですが、それがすごくいいんです! その人の人となりが、物語を読む前から、その写真を通して伝わってくるようで、「誰の撮影なんだろー?」なーんて呑気に思っていたら、カメラマンはなんと著者自身! 「えっ?」と思ってよく読むと、渡邊奈々さんはNYを拠点に活動されている写真家だそうで…。なんか知らなかった自分が恥ずかしく思いました。スミマセン! 最近、ネットやテレビ、書籍で社会起業家という言葉目や耳にすることが多くなってきました。以前に紹介した「20円で世界をかえる仕事」の著者の小暮真久さんもですし、社会起業家にスポットを当てた番組がNHKで、「地球ドキュメント MISSION」が4/4に始まったり、今とてもアツい分野だと思います。




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