ヨードチンキの「ヨード」って海藻に含まれる成分らしいです。あの匂いと海藻が結びつかず、強いアルコール臭みたいなものかと思っていました。僕はこの匂い(僕にとっては薫りですね)が好きです。
ラフロイグは、蒸留所のあるスコットランドのアイラ島の海岸で、海水の混ざったピート(泥炭)を乾燥させ、使います。強いヨードの匂いの源だそうです。
そのアイラ島の土地1平方フィートを、ラフロイグを買ってWEBよりそのボトルに付いたバーコードと名前を登録すれば所有できるという、顧客サービスの一貫です。
ラフロイグ公式サイト
その顧客サービスは、「フレンズ オブ ラフロイグ」というもの。一種のコミュニティサイトで、公式ページの中にあります。
その土地を空撮した写真。
ちゃんとこのように登録すれば自分の土地がみえます。
下側の赤い矢印が私の土地の場所らしい。
なんかほとんどはみでてますが(笑)
土地区画のイメージ。
土地を所有している他の人に対しメッセージを送ったり、写真も投稿したりできます。
My Plotという緑の四角が自分で、上がフィンランドの人、右がドイツ人、左がイタリア人と国際色豊かです。当たり前か。
名前を公開するかどうかの設定もできます。
証明書まで !
また、土地所有の証明書をちゃんと名前・日付入りで発行してくれて、サイトでPDFで確認できました。
しかも蒸留所を訪ねると、土地の賃貸料としてラフロイグが1杯もらえるそう。スコットランドですけどね。
でもいつか訪ねてみたいです。
スコットランドの蒸留所めぐりなんてできたら最高だな!!
しかし、この顧客満足の高め方はとても上手なやり方だと思いました。昨日、箱を開ける前までは、ラフロイグは「幾つかあるウイスキーの1つ」でしかありませんでした。
箱をあけて、中に入っていたリーフレットを読み、そこに書かれていたアドレスを見つけてこのサイトを訪れてからです。
ラフロイグにこめられた思いを読み、蒸留所見学のビデオをみて、流れる豊富な水の流れや薪がはじけるを聞き、ラフロイグを愛する人々の写真を見ながら一杯飲む事で、自分にとってラフロイグは「特別な一本」になっていました。
クセが強いので、みんなにオススメできるウィスキーではありませんが、ぜひ一度試してみてください。また、ラフロイグ愛好家の人で、まだサイトを訪れてなければ今すぐ、見てみましょう!
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